ここでは、海外から配送される荷物を追跡する方法や、荷物を追跡する際に役立つ便利なサイトをご紹介します。
海外の商品を購入すると、荷物が届くのが待ち遠しくなって「今どこにあるのかな?」と確認したくなりますよね。
海外から輸入すると、日本国内で購入する場合に比べて日数がかかるので「ちゃんと配送されているのかな」「トラブルがあったんじゃないか」と不安になることもあると思うので、輸入では荷物の追跡はより重要になります。
ここでは荷物を追跡したい人に向けて、荷物が今どこにあるのか追跡する方法や、追跡するのに便利なサイトをご紹介していきます。
海外から届く荷物を追跡する方法
それではさっそく海外から届く荷物を追跡する方法について順にご説明します。
①購入する時に荷物追跡ができる配送方法を選ぶ
追跡をして荷物の現在地を把握するためには、海外のお店で商品を購入する時に荷物追跡サービスに対応している配送方法を選ぶ必要があります。
普通郵便などのような荷物追跡サービスに対応していない配送方法を選ぶと、荷物を追跡できなくなってしまいます。
必ず荷物追跡ができる配送方法を選ぶようにしましょう。
②トラッキングナンバーを伝えられる
国際配送サービスを行っている企業にはDHL、Fedex、USPSなどがありますが、このような企業は荷物追跡できるように荷物ごとに「トラッキングナンバー」という番号をつけています。
商品を購入するとメールで配送案内が届き、そのメールに「トラッキングナンバー」が記載されています。
このトラッキングナンバーを使って荷物を追跡することができます。
③トラッキングナンバーを入力する
国際配送サービスを行っているDHL、Fedex、USPSなどそれぞれの企業のサイトには荷物を追跡できる検索フォームがあります。
この検索フォームにトラッキングナンバーを入力すると、荷物を追跡することができ現在地がわかるようになっています。
メールで伝えられたトラッキングナンバーを検索フォームに入力しましょう。
そうすると荷物の現在の状態を伝えるステータスメッセージが表示され、現在の荷物がある場所や状況を把握できます。
荷物が日本に到達してからは、日本郵便の公式サイトで確認することができます。
同じようにトラッキングナンバーを入力して検索すれば、荷物の現在の状態がわかります。
関連記事:DHL、Fedex、USPS、UPSなど海外荷物追跡方法
海外荷物追跡に役立つおすすめのサイト3選
荷物を追跡する際に役立つ便利なおすすめのサイトを3つご紹介します。
国際配送サービスを行っている企業のサイトで荷物を追跡することはできますが、以下にご紹介するサイトはより荷物追跡しやすくなっているのでおすすめです。
Parcel Monitor
Parcel Monitorは、シンガポールに拠点があるベンチャー企業が運営している簡易的な荷物追跡サイトです。
Parcel Monitorでは世界626カ国以上の運送会社の荷物を追跡することができます。
DHL、Fedex、USPSなどのような国際的に有名な運送業者の他、クロネコヤマトや佐川急便などのような国内の荷物を追跡することも可能です。
対応している言語は31カ国語もあります。
Parcel Monitor は、Cookie(クッキー)というWebページに情報を保存する仕組みを使っているので、PCで一度追跡番号を入力すれば、次からは再度入力しなくて済みます。
検索フォームに荷物のトラッキングナンバーを入力して検索します。
最初に表示されるのは結果だけですが、「詳細」ボタンを押すとそれぞれの時間ごとの荷物の状況も確認できます。
boxoh
boxoh は荷物の現在地を地図で表示してくれるのが特徴のサイトです。
UPS、Fedex、USPS、DHLなどのトラッキングナンバーを入力すると、荷物の現在地をGoogle Map上に表示してくれます。
他の荷物追跡サイトでのステータスメッセージと違って、地図上で荷物が今どこにあるのか一目でわかるので便利です。
それぞれの配達サービス企業のサイトで荷物を追跡しようとすると、海外の地名で表示されるので、どのあたりに荷物があるのかわかりにくいです。
boxoh はGoogle Map上でわかりやすく表示してくれるので、パッと見で荷物が今ある場所がわかります。
検索する際は他のサイトと同じようにトラッキングナンバーを入力して検索ボタンを押せば検索できます。
17Track
17Track は、DHL や FedEx などの大手の国際配送サービス企業やその他各国の国際郵便企業の荷物追跡に対応しているサービスです。
17Trackが運営しているアプリに「総合荷物追跡」というものがあり、配送業者を問わず複数ある荷物を一括で管理することができます。
アプリで複数ある荷物のトラッキングナンバーをそれぞれ登録することで全ての荷物を管理できるので、たくさんの商品を輸入するという人におすすめです。
17Track のアプリにトラッキングナンバーを入力すると荷物を登録できます。
アプリにある「荷物リスト」には「出荷」「配送中」「配達完了」といった荷物の現在のステータスがアイコンで表示されるようになっています。
最近に通過した場所も表示されていて、それぞれの荷物リストの詳細ページを見ると過去の配送ルートを遡って確認することもできます。
17Track はユーザー登録をしなくても利用可能です。
ユーザー登録をすれば、マルチデバイスで登録した情報を同期できたり、荷物の状態が更新された時にスマホに通知されるようにできたり、荷物追跡がさらに便利になります。
海外荷物追跡サイト上の表示にはタイムラグがある
荷物追跡サイトに表示される情報にはタイムラグがあるので、実際の配送状況とインターネット上の情報にズレが生じることがあります。
荷物追跡サイトに荷物の現在地の情報が反映されるまでには時間がかかるのでタイムラグが生まれます。
例えば、荷物が自宅に届いてから1日経過した後にステータスメッセージで「配達完了」と表示されることもあります。
トラッキングナンバーを入力して検索しても「該当なし」と表示されることもありますが、これはタイムラグのせいでまだ情報が反映されていないだけなので心配ありません。
日にちを置いてから再び検索してみてください。
英語のステータスメッセージの訳を紹介
英語のステータスメッセージの日本語訳をご紹介します。
配送中の荷物について、「荷物が発送された」「税関を通った」「日本の郵便局へ引き渡された」などのステータスメッセージは多くの場合英語で表示されます。
荷物追跡サービスで英語のステータスメッセージが表している意味を以下にご紹介するので、ステータスメッセージの意味がわからない時には参考にしてみてください。
Posting/Collection
荷物を引き受けました
Dispatch from outward office of exchange
国際郵便交換局から発送しました
Item held by export Customs
税関で荷物を保管しています
In Customs / Held by import (export)Customs
通関の手続きをしています
Departure from inward office of exchange
国際郵便交換局から荷物を発送しました
Processing at delivery Post Office
荷物は宛先付近の郵便局に到着しました
Retention
郵便局で保管中です
Absence. Attempted delivery.
ご不在だったので持ち戻りしました
Delivered
お届け済みです
まとめ
ここでは、海外から配送される荷物を追跡する方法と、荷物追跡に役立つ便利なサイトをご紹介しました。
海外から輸入する場合は国内で購入する場合に比べて日数がかかるので、ちゃんと配送されているのか不安になることもあると思いますが、荷物追跡で荷物の状況を確認できます。
荷物追跡に対応している配送方法を選べば、国際配送を行っている企業のサイトにある検索フォームで荷物を追跡できます。
このような検索フォームの他に、上記でご紹介したような荷物追跡に特化した便利なサイトもあるので、ぜひ利用してみてください。