海外通販で買い物をしていると、「荷物がなかなか届かない」という場合があります。
単純に時間がかかっているだけである場合もあれば、紛失などのトラブルにあった可能性も考えられます。
そんな時には荷物がある場所を追跡したり、連絡して調査してもらうこともできます。
注文した荷物が届かなくて困っている人に向けて、荷物が届かない原因や対処方法についてくわしく紹介していきます。
海外から荷物が届かない原因
荷物が届かない時の原因についてご紹介します。
海外から配送される際には日数がかかるので、単純に時間がかかっているだけという場合もあります。
ですが大幅に遅れている場合には、紛失などのトラブルにあった可能性も考えられます。
海外から輸入すると日数がかかる
一般的に海外から輸入する場合には、国内での配送に比べて荷物が届くまでには日数がかかります。
通販サイトで商品を購入してからは長期間待つことになるので、荷物がしばらく届かなくてもそこまで心配する必要はありません。
航空便の場合には近くの国であれば2~3日、一般的には1 ~2週間くらいで届きます。船便の場合には配送にかかる日数が航空便よりも長くなるので、1~2カ月かかることもあります。
この日数を目安にして、遅いようであれば対処しましょう。
クリスマスやバカンスのシーズンは荷物量が増えたり、人手が足りなかったりするのでさらに荷物が到着するまで長い期間がかかると言われています。
紛失などトラブルにあった可能性も
上記であげた目安の日数よりも遅れている場合や、到着予定日から1週間以上遅れている場合にはトラブルにあった可能性もあります。
日本国内まで届いている場合には引き渡しをする時のミス、海外での輸送の途中で止まっている場合に荷物が迷子になったり紛失してしまったことも考えられます。
そんな時には、以下でご紹介する方法で対処しましょう。
トラッキングナンバーで荷物を追跡する
まずはトラッキングナンバーを使って荷物を追跡して、今荷物がどこにあるのか確認しましょう。
トラッキングナンバーはしばらくの間情報が更新されていなくても、急に更新されることもあります。
なので念のために定期的にトラッキングナンバーをチェックしてみましょう。
荷物の現在地は、日本郵便のサイトと相手国の郵便局のサイトでチェックすることができます。
日本郵便のサイトで情報が更新されていなくても、相手国の郵便局のサイトでは更新されているという場合もあるので、両方ともチェックしてみましょう。
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差出人の国にあるのか、輸送中か、日本国内にあるのか確認
トラッキングナンバーで荷物を追跡すると、差出人がいる国にあるのか、輸送されている途中なのか、日本国内に到達しているのか把握できます。
何週間も経っているのに差出人がいる国から荷物が発送されていない場合には、出国前のチェックでトラブルがあった可能性や、何か問題があって差出人に荷物が送り返された可能性が考えられます。
荷物が紛失した場合には一般的に差出人がいる国の基準に従って行動することになります。
輸送されている途中である場合には、追跡ができないケースもあります。
船便などを経由している場合には、輸送する間に何カ所も寄り道をすることもあるので、荷物の現在地が正確には分からないというケースもあるのです。
荷物がすでに日本国内にある場合には、自分から行動して荷物を追跡できます。
トラッキングナンバーを使って追跡すれば今どこの交換局や郵便局にあるのかが分かるので、そこに直接電話をして探してもらいましょう。
紛失していると思われる場合には調査してもらう
荷物を追跡してみて、何週間もずっと同じ場所にあるなど紛失した可能性が高い場合には、
問題が起きていることを明確に伝えて荷物のありかを調べてもらいます。
本当に紛失していた場合には、返金や交換品を配送してもらうよう要求する必要があります。
連絡して調査してもらう場合の3つの方法を以下にご紹介します。
- 仲介している業者に連絡
- 差出人に連絡
- 調査請求を出す
それぞれくわしくご紹介します。
仲介しているオークションサイトなど
オークションサイトなど業者を仲介として挟んで購入した場合には、業者側がトラブルに対応してくれるシステムがあるので利用します。
このような場合は、紛失していた場合も簡単に返金をしてくれるそうです。
連絡を取る
業者を介していない場合は、差出人に直接「荷物が届かない」と連絡しましょう。
差出人には、利用した配送サービスの所に行って荷物が届いていないことを相談してもらう必要があります。
調査請求を出す
業者を介しているわけではなく、差出人に連絡しても解決しない場合には、郵便局に調査請求を出して、荷物の調査をお願いしましょう。
調査する方法は簡単で、郵便局に行って「調査請求書」を出すだけです。
調査請求できるのは以下の条件である場合です。
調査請求できる条件
- トラッキングナンバーのついている発送方法で送ったもの(EMS、国際eパケット、書留付きSALなど)
- 発送されてから6ヶ月以内のもの
調査請求書を提出する
まず郵便局の窓口で調査請求をするための用紙をもらいましょう。
調査請求の用紙は2種類あり、EMS、SALなど種類によって用紙が異なっているので注意が必要です。
郵便局に行かなくても、日本郵便のサイトから用紙をダウンロードすることもできます。
調査請求書はそのまま相手国に送られるので、ローマ字で記入しましょう。
日本郵便のサイトに調査請求書の書き方の例が載っているのでわからなければ参考にしてください。
調査請求書が記入できたら、郵便局の窓口に提出しましょう。
調査結果が報告される
調査結果は、電話か手紙で届きます。
調査請求を出すことによって、荷物が見つかったり、配送が止まっていた荷物が再び配送してもらえることもあるようです。
紛失したと判断された場合には、返金されることになります。
用紙が届くので必要事項を記入して送れば、後日お金が振り込まれます。
調査請求の結果が出るまで時間がかかる
調査請求をしてもすぐに結果が出るわけではなく、調査をした結果がわかるまでは時間がかかります。
2週間くらいで連絡が来ることもあれば、2カ月かかることもあります。
郵便局の調査請求に関してはコチラ:
https://www.post.japanpost.jp/int/download/chousa.html
荷物が確実に届く転送サービス
転送サービスとは、海外の通販サイトで商品を購入したいときに、自分とお店との間に業者が入って代行をしてくれるサービスです。
業者を間に挟むことで「荷物が届かない」といったアクシデントを防いで、確実に配送してもらえます。
転送サービスを利用して輸入する場合には、自分のロッカー代わりになるアメリカの住所が発行されます。
その住所に荷物を一旦配送してから、日本の自宅に荷物が配送されるという流れになります。
転送サービスのメリット
転送サービスには「商品が確実に届く」というメリットをはじめ、以下のようなメリットがあります。
- 商品が確実に届く
- 英語ができなくても大丈夫
- 不良品を防げる
- それぞれのメリットについてくわしくご紹介していきます。
商品が確実に届く
転送サービス会社が自分と差出人との間に入って手続きをしてくれるので、「注文したのに荷物が届かない」などのアクシデントを防ぐことができ、確実に再送してもらえます。
何かアクシデントがあった場合にも、業者にしっかり対応してもらえます。
トラブルの心配をすることなく輸入できるので、輸入するのが初めてという人でも安心して海外通販でお買い物できます。
英語ができなくても大丈夫
転送サービス会社が代わりに手続きをしてくれるので、自分が現地の差出人とやりとりをする必要はないので、英語ができなくても大丈夫です。
海外から輸入するとなると、現地の人と英語でやりとりしなければなりません。
荷物が届かない場合などアクシデントが起こった時も英語でコミュニケーションをとる必要があります。
コミュニケーションがうまくできないと荷物の配送がちゃんとしてもらえない心配もあります。
転送サービスを利用すれば、現地の人とのやりとりは業者に任せられるので、自分は転送サービスの業者と日本語でやりとりをするだけで済むので、言語の壁もなくスムーズに輸入できますよ。
不良品を防げる
転送サービスでは関税通過の手続きをする時に、検品をして不良品ではないかチェックも行ってくれます。
検品によって不良品のリスクを防ぐことができるので安心です。
ほとんどの転送サービス業者では、無料で「簡易検品」というサービスを行っています。
このような無料の検品に加えて、有料のオプションで利用できる「有料検品」というサービスもあり、こちらではよりしっかりとした検品が行われます。
これらの2つの検品の内容の違いは以下のようになっています。
簡易検品:色やサイズなどが間違っていないかなどを目視で簡単に検品する
有料検品:商品を開封して、商品にキズや汚れがないかなど細かい部分まで検品する
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安さが売りの転送サービスPlanet Express
Planet Expressは安さが売りの転送サービスなので、転送サービスを試しに利用してみたい人におすすめです。
Planet Expressの送料は業界でもっとも安くなっていて、基本料金は無料で、手数料はダンボール1つたった2ドルです。
商品を複数まとめて購入すれば、複数の商品が1つのダンボールの中にまとめられて送られるので、たくさんの商品が2ドルだけで済みます。
大量に購入する人はとくにお得にお買い物できますよ。
安さだけでなく、問い合わせに対する対応も誠実で、カスタマーサービスも最高評価となっています。
日本からの利用者が多いことから日本語での問い合わせにもしっかり対応しています。
まとめ
ここでは海外通販で注文した荷物が届かない時の原因や対処法をご紹介しました。
配送するのに時間がかかっているだけという場合もありますが、配送が止まっていたり、紛失したなどトラブルにあった可能性もあります。
不安に感じたら、トラッキングナンバーで荷物の現在地を確認したり、連絡して荷物を調査してもらうことができます。
注文した荷物が届かない場合には、ぜひここでご紹介した対処法を参考にしてみてください。
荷物が届かない場合の、よくあるご質問(FAQ)
様々な理由が考えられますが、主な3つの理由は、配送元がまだ発送していない、輸送中に紛失・どこかで止まっている、間違った住所に届いてる事が考えられます。
上記の理由から、まず発送元へ連絡し、発送済みか、住所は合っているか確認し、もし問題なければ輸送中の可能性があるのでトラッキングコードを取得し、トラッキングコードでステータスを確認します。
主な理由は、関連国に休日や祭日などによる遅延、政治的・外交的な関税プロセスの遅延、天候や自然災害などによる流通網の崩壊などが考えられます、