ビタミン・ミネラルなどの海外製サプリメントを個人輸入する際の注意点

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サプリメント

海外製のサプリメントには優れた商品が多くあり、とくにサプリメント大国であるアメリカのサプリメントは人気があります。

ですが海外製のサプリメントを個人輸入する場合には、かかる関税や輸入が制限されている商品など注意すべき点がいくつかあります。

ここでは海外製サプリメントの個人輸入について、アメリカのサプリメントの情報や、サプリメントを輸入するときに気をつけたい点をご紹介していきます。

アメリカのサプリメントが人気

日本でサプリメントを利用する人が増えるにつれて、海外産のサプリメントを取り扱っている通販サイトも増えていますが、アメリカのサプリメントは特に人気です。

通販サイトでサプリメントを探していると、アメリカ産のサプリメントに行き着くということも多くあります。

アメリカは「世界一の栄養学の先進国」といわれていて、サプリメントは日本よりも広く利用されています。

70%近い普及率であるとされていて、アメリカの成人の4人に中に3人はサプリを利用しているということになり、日本と比べてサプリに対しての関心がとても高いのです。

参考:「世界における我が国の健康栄養研究の状況と課題」報告書

アメリカ人は「栄養学」についての知識が高く、「予防医学」という知識も浸透しています。

アメリカでは、サプリメントを摂取して健康を維持していくことが常識であると考えられているのです。

アメリカで人気のサプリメント

サプリメント大国であるアメリカで最も多く利用されているサプリメントの種類をランキングでご紹介します。

2017年にCRN(一般社団法人日本栄養評議会)によって発表されたアメリカ人に多く飲まれているサプリランキングは以下のようになっています。

1位 マルチビタミン

2位 ビタミンD

3位 ビタミンC

1位〜3位すべてがビタミン系のサプリとなっていて、ビタミンが重要視されていることがわかります。

マルチビタミンはベースサプリメントとして人気が強く、何年も続けて不動のトップとなっているようです。

アメリカのサプリメントの特徴

サプリメントが広く流通しているアメリカのサプリメントには、日本のサプリメントにはない特徴があります。

日本においてサプリメントは食品として扱われていますが、アメリカでは医薬品と食品の中間として、独自の立場のものとして扱われています。

品質管理や責任追及体制にも特徴があります。

GMPを取得することが法的義務とされている

サプリメントを購入するときには安全性が気になりますよね。

安全性の1つの指標となるのが、GMP(Good Manufacturing Practice)つまり適正製造規範です。

これは1つの製品ができるまでの間、安全に一定の品質を保っているかを判断する製造工程基準のことです。

このGMPは第三者機関から認定されなければ取得することができないものです。

アメリカではGMPの取得は法的義務となっていて、常に最新の研究結果をふまえて日々更新されているのです。

医薬品では日本でも取得することが法的に義務付けられているのですが、サプリメントは推奨に留まっています。

このような理由から、安全性や品質の高さに関して、日本よりもアメリカのサプリメントの方が信頼性が高いと言えます。

成分開示の基準が厳しい

日本のサプリメントの中には、含まれている全成分を開示していない商品もあります。

ですがアメリカでは、消費者が必要とする情報はすべて開示しなければならないと法的に定められています。

FDA近代化法(FDAMA)の制定など、サプリメントに関わる法律が制定されていて、病気のリスクについての表示が明確になっています。

このような法的な取り決めがされていて、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDA(Food and Drug Administration)という機関が監視しています。

違反しているものはすぐに取り締まることができる体制が整っています。

信頼されるメーカーしか生き残れない

訴訟大国といわれるアメリカでは、サプリメントによる健康被害についての訴訟も多くあります。

アメリカは個人主義の傾向が強いので、サプリメントについても厳しく審査されます。

少しでも健康に被害を及ぼす可能性があると、そのサプリメントはほとんど売れなくなってしまいます。

このようなことから、現在も販売されて人々から支持されているサプリメントのメーカーは、それだけ信頼性のあるメーカーといえます。

海外からサプリメントを個人輸入するときの注意点

海外のサプリメントを個人で輸入するときに注意したいポイントをご紹介します。

海外からサプリメントを個人で輸入するとなるとリスクはありますが、注意点を知っておけばリスクなくスムーズに輸入することができます。

1万5000円以内を目安に購入する

海外からサプリメントを個人輸入すると免税された金額で購入することができます。

免税を受けるためには1万5000円以内で購入するということを頭に入れておきましょう。

厳密には、購入した金額の60%が1万円以内に収まっていれば免税になります。

この金額をオーバーして購入すると関税がかかってしまいます。

禁止されているものは税関で没収される

個人輸入することが禁止されているものを購入すると、税関で商品を没収されてしまう可能性があります。

ビタミン・ミネラル・アミノ酸といったメジャーなサプリメントであればほとんど没収されることはありません。

また没収されてしまうような商品は基本的には購入できないようになっていることが多いです。

くわしい内容は購入するお店のサイトに記載されているのでご確認ください。

日本の厚生労働省によっても、一部のサプリメントの個人輸入が制限されています。

2019年1月1日から、日本の厚生労働省で該当する成分を含んでいる海外の医薬品や食品の個人輸入が禁止されているのです。

数量に関係なく、あらかじめ薬監証明の交付を受けていない限りは、個人での輸入は認められません。

はっきりとわからない場合や、心配な場合には事前に関係各省へ問い合わせることもできます。

一部をご紹介すると、以下のようなものは輸入制限にかかってしまうのでご注意ください。

エストロゲン、ヨウ素カリウム(1カ月分までであれば購入可能)、メラトニン、ヨヒンベ、DHEA、5-HTO、タウリン(2ヶ月分までであれば購入可能)

個人で輸入する場合には、サプリメントに入っている成分が輸入規制に該当している商品ではないか、購入する前に確認することをおすすめします。

重量に制限がある

サプリメントは1回の注文で10kg以内までと決められています。

基本的にはサプリメントを売っているお店では、購入ページで重量をオーバーすると購入できないような仕組みになっています。

オーバーして購入しようとすると「カートの中を調整してください」という表示が出るようになっていることが多いので、重量制限で引っかかる可能性は少なくなっています。

一度に購入する量が少なかったとしても、短期間で連続して購入しないようにしましょう。

税関を通るタイミングが一緒になってしまうと重量が合算されてしまい、重量オーバーになってしまうので注意が必要です。

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まとめ

ここでは海外製のサプリメントを個人輸入について、アメリカのサプリメントの情報や、サプリメントを輸入するときの注意点をご紹介しました。

海外製のサプリメントには日本にはない優れた商品が多くあり、とくにサプリメント大国であるアメリカのサプリメントは日本でも人気を集めています。

海外製のサプリメントを個人輸入する場合には、かかる関税や輸入が制限されている商品など注意すべき点があります。

注意点を事前に頭に入れておくことでトラブルなく輸入することができるので、ぜひこちらでご紹介した内容を活かしていただけたらと思います。

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