ここでは、日本からアクセスできない海外サイトにアクセスする方法をご紹介します。
海外のメーカーの商品を購入する時、日本版のサイトではなく本家の海外通販サイトでお買い物をすると、セールなどでお得にお買い物できることもあります。
ですが、海外には日本からだとアクセスできないサイトがよくあります。
コーチ( https://www.coach.com/ )やアバクロ(http://abercrombie.com/)などの海外ブランドの商品を本家の通販サイトで購入したい時、日本からアクセスしようとすると、日本のサイトに飛ばされてしまうという場合が多いのです
このように日本からだとアクセスできない海外のサイトはたくさんあります。
ですがこのようなサイトもIPを偽装することで見ることができます。
IPの偽装によってアクセスできないサイトを閲覧できるしくみや、簡単にIPを偽装して海外サイトにアクセスする方法をご紹介していきます。
関連サイト:
IPアドレスが国ごとに割り当てられていることが原因
インターネットに接続する時には「グローバルIPアドレス」というIPアドレスが割り当てられています。
グローバルIPアドレスはインターネットに接続した時に、自動で割り当てられています。
「ICANN」という国際組織があり、この組織はインターネット上のデータベースの管理や安定化などをしています。
グローバル IPアドレスはこの国際組織ICANNによって管理されているのです。
こうしてグローバル IPアドレスを管理することによって、安定したインターネット接続が保たれています。
ICANNによる管理がなければインターネットに接続できなくなることもあるので、インターネットを利用する上で必要な管理なのです。
IPアドレスで国を割り出しブロックしている
ICANNの管理はインターネットを利用する上で欠かせないものですが、このICANNの管理が「日本から海外のサイト本家にアクセスできない」という原因になっているのです。
国ごとに割り当てられているグローバルIPアドレスは以下のようなものです。
「123.456.789.000」
このように数字がドットで区切られて並んでいます。
「最初に「123」とあるから日本のIPアドレスだ」というように、この数字を見ることでどこの国のIPアドレスか区別できるようになっています。
日本からアクセスできなくする場合には、このIPアドレスから日本を割り出してそのサイトに接続させないようにしています。
「最初に123がつくIPアドレスは接続させない」という風に規制されてしまうと、日本から接続できなくなってしまうのです。
このようにして特定の国からのアクセスをブロックできるので、「日本から海外のサイト本家にアクセスできない」ということが起こるのです。
IPアドレスを偽装して規制を切り抜ける
ご説明したように、IPアドレスが国ごとに割り当てられていることによって、アクセスできないサイトでは特定の国からの接続をブロックしています。
日本からのアクセスがブロックされているのであれば、外国のIPアドレスに偽装してしまえばサイトにアクセスできるのです。
現在IPアドレスを偽装するツールはたくさん存在していて、これらの偽装ツールは普通にダウンロードして使用することができます。
偽装ツールを利用してIPを偽装することによって、簡単にアクセスできない海外のサイトも閲覧することができるのです。
IPアドレスを「偽装する」と聞くと犯罪のように思えるかもしれませんが、犯罪ではないので大丈夫です。
IPアドレスは住所のようなものですが、インターネット接続の時に利用しているIPアドレスは自動割り当てによって頻繁に変わっています。
あくまでも一時的にPCに割り当てられている番号のようなものです。
なので、IPアドレスを偽装していることが誰かに特定されるということはありませんし、そのことを咎められたり犯罪とみなされるようなことはありませんので心配ありません。
Google Chrome でIPアドレスを偽装する方法
Googleが提供しているGoogleChromeにも、IPを偽装できるプラグインが提供されています。
ここではGoogle ChromeでIPアドレスを偽装する簡単な方法をご紹介します。
Google ChromeにはIPアドレスを偽装できるプラグインがいくつかあります。
IPアドレスを偽装できるプラグインをGoogle Chromeに追加することでIPアドレスを偽装して、アクセスできなかった海外サイトにアクセスできるようになります。
Google Chromeにプラグインを追加する流れ
まず最初に、Google Chromeにプラグインを追加する流れをご紹介します。
①Google Chromeを起動します。
②ツールバーの右端にある縦に点が3つ並んだ「︙」→「その他のツール」→[拡張機能]を選択します。
③ChromeWebストアでプラグイン名を入力して検索します。
④「+ Chromeに追加」をクリックします。
⑤「拡張機能を追加」をクリックします。
ツールバーにプラグインのアイコンが表示されていれば、プラグインの追加は完了です。
IPアドレスを偽装できるプラグイン3つ
Google Chromeに追加することでIPアドレスを偽装できるプラグインを3つご紹介します。
Stealthy
「Stealthy」をGoogle Chromeに追加すると、ツールバーにアイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると起動できます。
アイコンをクリックして、緑になっていればIPアドレスが変更されています。
Stealthyのオプションで設定を変更できます。
無料のフリーバージョンのデフォルトではIPアドレスの国はランダムになっていますが、有料のProバージョンではドイツ・日本・イギリス・アメリカとIPアドレスの国を選ぶことができます。
フリートライアル期間が3日用意されているので、無料で一時的に特定の国のIPアドレスを選んで利用することもできますよ。
Betternet Unlimited Free VPN Proxy
「Betternet Unlimited Free VPN Proxy」をGoogle Chromeに追加すると、ツールバーにアイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると起動できます。
アイコンをクリックして、「United States」が選択されていることを確認して「CONNECT」をクリックします。
「CONNECT」をクリックすると、眠ってたアイコンが目を覚まします。
接続できるとアイコンの周りが青くなって笑顔になり、これでIPアドレスの偽装は完了です。
Hotspot Shield
「Hotspot Shield」をGoogle Chromeに追加すると、ツールバーにアイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると起動できます。
英語で表記されているので見にくいですが、アイコンをクリックしていけば簡単にできます。
真ん中にある電源ボタンをクリックします。
そうすると「ポップアップでログイン」などの表示が出ますが、これは「キャンセル」すれば大丈夫です。
画面が切り替わったらIPアドレスの偽装は完了です。
海外サイトにアクセスできるようになる
これで日本からはアクセスできなかったサイトでも、IPアドレスの偽装によって日本ではない外国からの接続と判断されて、アクセスできるようになっています。
IPアドレスの偽装が完了したら、アクセスできなかった海外サイトに再度アクセスしましょう。
URLを見てみると、日本のサイトの「co.jp」ではなくアメリカのサイトの「.com」につながっていることが確認できます。
本家の海外通販サイトにアクセスできたら、あとは欲しい商品を購入すればOKです。
本家の海外通販サイトだけで行われているセールなどを利用して、お得にお買い物できますよ。
接続が悪い時には
ツールがランダムにIPを変更していることによって、接続が遅くなったり、サイトが閲覧できないことがあります。
そのような場合にはIPアドレス偽装ツールを一度オフにしてからまたオンにすることでIPアドレスを切り替えてみてください。
IPアドレスを偽装したままにしておくと接続が遅くなってしまうので、必要な時以外はIPアドレス偽装ツールはオフにしておきましょう。
Speedcheck.orgなどの無料ネット回線速度測定ツールでもIPアドレスとサイト速度を確認することができます。
まとめ
日本からアクセスできない海外サイトにアクセスする方法についてご紹介しました。
IPアドレスの偽装ツールを使うことで、日本からアクセスできなかった海外サイトにも簡単にアクセスできるようになります。
海外のメーカーのサイトには、日本からアクセスできないサイトはたくさんあります。
ネットショッピングをする時、本家の海外通販サイトを利用することで、本家のサイト限定の低価格で購入できたりと、お得にお買い物できますよ。
ぜひここでご紹介した方法で、規制されることなくネットショッピングを楽しんでください。